ここ数年でFintech(フィンテック)という言葉をニュース等で見かけるようになった。
Fintechとは、Financial と Technology を組み合わせた造語。
ITを駆使して、金融サービスをよりよくしよう、
という概念だと思ってもらえればよい。
そのFintechの金融のトレンドの中で、よく聞くようになった
ひとつのキーワードが「仮想通貨」だ。
仮想と聞くとそれだけでよくわからずにあやしい!
と思う人もいるだろう。
しかし、日本が誇るメガバンク:三菱東京UFJなども、
2017年から仮想通貨事業への参入を決めているので、
変なバイアス(先入観)を持たずに素直に聞くとよい。
仮想通貨の市場規模や相場などについては上記の動画で
開設した通りだ。
あなたも以下のリンク先から仮想通貨の市場について
自分の目で確かめて、その可能性を見極めてほしい。
仮想通貨とは何か?
通所、わたしたちが使っている通貨、すなわち1000円札や100円玉などは、
日本銀行が発行している。
日本銀行は国の中央銀行だ。
しかし、仮想通貨は国のいきがかかった銀行ではなく、一般企業が発行している。
身近な例でいうと、SuicaやEdyなどの電子マネーも仮想通貨のひとつだといえるし、
オンラインゲーム上でのお金も仮想通貨のひとつである。
仮想通貨つかうメリットは?
これは、送金手数料が安いの1点につきる。
日本国内だと、遅くとも翌日には銀行口座振込みは完了するし、
手数料も数百円にすぎない。
しかし、海外赴任や留学等で海外に住んだ経験のある人ならわかると思うが、
日本から海外へ送金した場合の手数料は数千円~などする。
例えば、ニューヨークに留学している娘に、日本に住む親から送金する場合。
1カ月の生活費10万円を、日本からニューヨークに送金するのに、
海外送金手数料が4000円とかとられたりする。
さらに、ニューヨークの銀行支店の口座に振り込まれるまで、
2、3日かかったりするのだ。
このように普段私たちが使っている海外送金は、
送金手数料が高く
送金処理に日数がかかる
のだ。これらの問題を、仮想通貨を使うことにより、解決することができる。
例えば、仮想通貨リップルを使えば、世界中どことでも
送金手数料は1000円以下
送金処理もリアルタイム(数秒程度)
でできるため非常に利便性が高い。
仮想通貨のデメリットは?
記憶に新しいところでは、2014年に仮想通貨:ビットコインを扱う
東京渋谷にある取引所:マウントゴックスが破綻した事件があった。
これは取引所のCEOが横領していたのが1つの要因であるが、
もう1つは、ハッカーの攻撃をうけて取引所からビットコインが盗まれたこと。
日本でもマウントゴックス事件を受けて、
今後仮想通貨まわりの法整備が進んでいくのは間違いない。
しかし、ハッカーからインターネット上にある仮想通貨を
盗まれる危険性は今後もつきまとう。
目に見える現金であれば、銀行が信じられなければ、
自宅の金庫においておけば安心かもしれない。
しかし、仮想通貨の場合は、基本目に見える通貨としては、
存在せずインターネット上にあるデータのため、
金庫にいれることはできない。
自分の資産である仮想通貨をいかに守っていくか?
自分で守ることのできる技術がないなら、誰に守ってもらうか?
が今後の課題となっていくだろう。
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