世の中には圧倒的なスピードで成果を積み上げ、一直線に成功に突き抜ける人がいる。
ここ数年だと、秒速で1億稼ぐ与沢翼氏、などがテレビをにぎわせていたのは記憶に新しい。
同じ人間なのに、いったい何が違うのか?最短で結果を出す人が工夫している点をまとめてみた。
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生産性を向上させる方法は仕事環境の改善!
よく生産性を向上させるために、タイピングスピードを速めたり、ユーザー辞書に頻繁に使う変換候補を登録したり、Excelのショートカットキーなどをフル活用している人がいる。
確かに、それらのITリテラシーを向上させても、生産性は向上するだろう。
しかし、ITリテラシー改善による生産性の向上幅より、もっと他の大きな部分を改善した方が生産性は異次元のレベルまで飛躍的に向上する。
仕事環境を極限まで工夫せよ!
生産性を向上させるキーとなるのは、「仕事環境」だ。
仕事のみに集中できる環境を徹底的に構築しよう。
デスクワークなら、ディスプレイとキーボード以外は机の上に何もない状態が理想だ。
例えば、かの有名な2005年のジェイコム株誤発注事件で一躍有名になった投資家BNF氏の仕事環境はまさに理想だ。
投資家BNF氏の超シンプルなトレード環境
ディスプレイとキーボードやマウス類など以外は一切のものが机の上に置かれていない。
視界に入るのはディスプレイだけというトレードに集中できる環境を作りだしている。
BNF氏は、1回の発注金額は、数千万~数億円という単位で1日に何度も売買を繰り返している。
はたから見ていると、単にキーボードやマウスをカチャカチャ動かしているだけのようだが、実は精神的には非常にプレッシャーがかかっている。
ギャンブルに例えると、麻雀漫画の「アカギ」のように、ハイレートでの麻雀で1回の勝ち負けで数千万単位が動いたり、「カイジ」のように裏パチンコで数億円が簡単に動いたりする狂喜の世界だ。
そんな狂喜の世界で生き残り勝ち抜くためには、勝負に関係ないものは極力視界から消し去り、勝負ごとにだけ集中できる環境をつくるのがベストなのだ。
BNF氏がすごいのは、トレード環境に限ったことではない。日常生活のすべてにおいて超ミニマニストを徹底している。
BNF氏は日常生活すべてが超シンプル
彼の住んでいる都内の4億円の超高層マンションの最上階の一室のリビングを見てみよう。
出典:Trader BNF japanese broadcast ( 資産210億円突破)
一言でいうと「生活感がない部屋」
BMF氏の個人情報がないので何とも言えないが、おそらくこの2008年当時は独身だったと思う。独身の男性ならもっと部屋が散らかっていてもいいハズなのに、ソファやテーブルなど最低限のものだけしかなく、雑誌や本や紙の資料の1枚すらない超シンプルなたたずまいで、ご覧の通り整然としている。いや、整然としているというよりは、モデルルームのようなのだ。
テレビの取材前にあわてて片付けたとかでもないだろう。日常生活の環境からすべてにおいて極限まで無駄を削除し、すべてのフォーカスをトレードに一点集中させていることがうかがい知れる。
他にもBNF氏は、食事も超シンプル。朝食はとらず、株式市場が休憩中にとる昼食もカップ麺だという。市場が終わった夕食も、近所の立ち食いそば屋で食すという。おそらく、食事にはほとんど頭を使わずに、すべてのエネルギーをトレードに集中させようとしているのだろう。
旅行にも興味を示さず、海外にも一度も行ったことがないという。動画を見る限り服装もシンプルなものばかりで、ブランド品などに興味があるようには見えない。お酒も飲みたいと思わないらしく、六本木のキャバクラで豪遊などという生活とも無縁だ。
このように24時間365時間すべてのことを1つの物事に集中させれば圧倒的な生産性を叩きだせる。
もちろん普通の人は、BNF氏のレベルまで徹底することは難しいだろう。できる範囲でまずは仕事環境を整理し無駄を削除すること、そして日常生活のあらゆる点においても無駄を削除することで、集中できる環境を少しずつでもよいので構築していくとよい。
私も一度に大掃除をやることは苦手な方なので、BNF氏のような環境を構築するためにまずやったことは、机の上で目障りだと感じたものはすぐにゴミ箱に捨てることだった。1日1つのペースでもよいので、無駄だと感じたものは躊躇なくゴミ箱に捨てると、机の上の環境が整理されるだろう。
才能がない努力できない人も「継続は力なり」でやり続けよう!
出典:Pintrest
上記のように仕事環境がバッチリ整ったとしても、BNF氏のトレードのように1つの仕事をやり続けなければ結果は出ない。
逆にいうと、1つの仕事をやり続ければ必ず結果は出る。
ただ、多くの人は1つの仕事をやり続けることはできない。はじめはヤル気マンマンでも、次の瞬間壁にぶつかると自分には向いていない、才能がないとか勝手に思ってあきらめてしまう。
なぜそんなに簡単にあきらめるのかというと、自分の中で目的が明確に定まってないからだ。
自分の中で「○○をやる」と断固決めたら、どんな障害があっても一つ一つ乗り越えていくバイタリティがあるハズ。1つ2つに躓いた結果あきらめてしまうのなら、「○○をやる」という目的意識がガッシリ定まっていないのだ。
まとめると「○○をやる」という自分の中の目的を強固に固める。そして、1日5分でもいいからやり続けることだ。体調が優れなかったり、いまいち仕事に乗り気じゃないなら、仕事の情報をネットで5分だけ調べるとかでもよいので続けよう。
多くの人は1日5分のことを1年間継続することすらできない。たとえ1日5分であれ1年、2年・・・と続けていけるならば、最終的に多大な結果を残せることは明らかだ。
まとめ
秒速で結果を出せる人と出せない人の違いは環境だ
生産性を向上させる方法は仕事環境の改善だ
総資産200億以上の投資家BNF氏はトレードだけに集中できる環境構築している
BNF氏は日常生活すべてに無駄がなく、あらゆることがトレードに集中するしかない環境
1日5分だけでいいから継続することが重要だ
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