自分に自信がない、という悩みを抱える人は意外に多い。一般的な日本社会から見れば社会的に成功しているような人でも、ホンネを聞くと実は慎重派で自信はない、と謙遜することも多い。
自信がないという人の特徴と自信を少しずつつけていく方法についてまとめてみた。
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自信がない人の典型的な特徴は評価恐怖症だった!
簡単にいうと自信のない人は、評価恐怖症の人が多い。自分に自信がないため周りからどう評価されているか?という他人の目ばかり気になってしまう傾向にある。自分をよく見せようとして、自慢話や他人の愚痴を言ってしまったりする。
とにかく自慢話が多い
「あたしの彼氏は、○○企業(一部上場企業)で働いてるんだけど、こないだ一緒に渋谷で・・・」と、言わなくてもいい彼氏自慢の前置きが入ったり、
「私の小学校の息子は、土日もスケジュールびっしり。サッカー、英語、水泳教室と送り迎えに疲れるわー。○○さんとこは?」と、悪気はあまりないかもしれないが、子供の英才教育を自慢しているように聞こえてしまったり、
「(合コンなどで)俺さー、外資系の商社で○○をイギリスから輸入しててー」と、かっこいい輸入商社マンのイメージを演出したり
と、本人は意識していないかもしれないが、とにかく自分の話が多い。ところかまわず誰構わずおしゃべりをして、まるで話をしていなければ死んでしまうかのようだ。そして、そのほとんどが自分の自慢話であることが多い。
なぜなら、自分に自信がない人は他人から評価を得られないと満足できないからだ。自慢話をして他人から「すごーい」「うらやましい」とか言われることで自尊心が満たされる。
一方、自分に自信がある人は、自分自身で自分を認めることができるため、他人から特に評価がほしいという願望は強くない。他人の客観的評価はあくまで参考程度として受け止めている傾向にある。
愚痴が多い
「今の会社でこれだけの仕事量をこなしているのに成果に見合った昇給がない」と、自らの貢献がどれだけの価値を生み出したのか考えもせず、ことあるごとにグチる。
「男の人は残業できるけど、働きながら子育てしてると絶対に残業できない。残業しない人はウチの会社では評価されないからやってられないわ」と会社の評価基準をよく調査せずにグチるワーキングマザー。
と、事あるごとに他人や会社を否定してグチる傾向にある。
なぜなら、自分に自信がない人は、他人を否定し見下すことで自分を正当化して、自分が優越感を感じ、自信を持とうとするためだ
自分に自信がある人は、他人を否定しなくても、自分を信じることができている。そもそも、自分自身の目的が明確であれば、自分の決めたことに邁進し、他人のことに干渉しようと思わないものだ。
姿勢が悪く声に迷いが感じられる
出典:Bad Posture and Lower Back Pain – How It Will Affect You
自信がない人は、背中が丸まっていたり、歩いていても座っていてもうつむき加減だったり、資料ばかり見て人と目を合わせてしゃべろうとしなかったり、ボソボソ小声でしゃべり聞き取れなかった理・・・パッと見違和感を感じる姿勢・声のトーンだったりする傾向にある。
一方、自信がある人は、歩いていても座っていても背筋がピンとのびており凛としている。人と話すときも、適度にアイコンタクトをとってくれる。その場の空気を読んで適切な声量や声のトーンで聞き手が聞きやすいような声で話してくれる。
行動量が少なく経験不足
自信がない人は、一言でいうと「行動量が少ない」。色んなことを経験していないことで、経験・知識不足により、やることなすことすべてにおいて自信がない場合が多い。
「コンビニで買い物する」ということを例にとると、ほとんどの人はコンビニで買い物をした経験があると思う。
しかし、コンビニで買い物をした経験がない(はじめておつかい的な)人は、コンビニでほしい商品が決まってから、どこの誰にお金を渡せばいいかわからない。
同様に、「トイレに行くこと」「ご飯を箸で食べること」などもすべては一度経験してみれば何でもないことかもしれないが、未経験の人にとっては具体的に何をしたらいいかわからないので、自信がなく一歩踏み出せなかったりもするだろう。
自信がある人は、一般的に活発で行動量が多い。仕事やプライベートに関わらずいろんな経験をしている。その1つ1つの経験をもとに、新しい未知の領域も類推して少しずつ切り開いていけるのだ。
とにかく予定を詰め込む
自信がない人は、空いている時間をすべて予定で埋め尽くす傾向にある。頑張って経験しまくって評価されたいという強迫観念から平日も土日も片っ端からスケジュールを埋め尽くすのだ。
自信がある人は、意味もなくスケジュールを詰め込んで頑張ろうとはしない。本当に自分がやるべきことのみに集中して予定をたて、無駄だと思われることは一切手を出さないことが多い。
少しずつ自信をつける方法とは?
出典:Zero-hours employees ‘as happy as permanent employees’
本当は、自信がないのに「自信を持とう」と自分に何回言い聞かせても自信は持てない。
自信が持てるために少しずつ成功体験を積むしか方法はない。
少しずつとは具体的には、「昨日の自分」と比べてみて「今日の自分」が少し成長していることが実感できればよい。
1日1日の自分の中での成長実感は、第3者からすると、全く変化はないように見えるだろう。
しかし、1日1日を3カ月も積み重ねていくと第3者からも目に見えてあなたは「成長した」と言われるハズ。
ローマは1日に成らず。1日5分でもいいので地道な努力を積み上げていこう。
リンク:生産性を向上させる方法は仕事環境の改善!才能がない努力できない人も「継続は力なり」でやり続けよう!
まとめ
自信がない人は、
・他人の目を気にしすぎる
・グチが多い
・姿勢が悪く声に迷いがある
・行動量が少なくまずやってみようとしない
・予定を詰め込み過ぎる
毎日少しずつ自信をつけていこう
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