ULTRA JAPANなどを筆頭に、昨年度から日本でも人気が高まっているEDMイベント。
2015年に日本発上陸したElectricZoo(エレクトリック・ズー)の第2回開催がGW中に幕張ビーチで開催された。
今まで行ったことがなかったが、来年のElectricZooこそは行ってみよう!という人向けに筆者が行ってきた体験や写真をまとめてみた。
Contents
Electric Zooとは?
Electric Zoo は2009年からニューヨークでスタートした世界的に有名なEDMフェスイベント。
毎年、アメリカの祝日「Labor Day(レイバー・デー)」という9月第一週の労働者の日の週末にかけて開催されるフェスであり、今年は9月2日~4日にかけて行われる。
2009年の初年度開催は、2万6千人の来場者だったが、2011年には3日間開催でのべ8万5千人の来場者を集めるモンスターフェスティバルとなった。その後は、2014年にはメキシコ開催、そして2015年からは日本でも開催されることとなった。
Electric Zoo Beach 2016はめちゃくちゃ盛り上がっていた!
普段ライブやクラブによく行く人でもElectric Zooに行ったことがないのならぜひ行った方がよい。
横浜アリーナなど大規模な会場でも、屋内施設でできることは限界がある。その点、Electric Zooは野外ビーチフェスなので、火炎噴射どころか、なんと打ち上げ花火まである。ディズニーランドの一角にステージを作っているようなイメージだ。非日常体験をするなら、Electric Zooに行くことをオススメする。
主催しているクリエイティブマンから後日アフタームービーが発表されると思うが、昨日参加している人たちのTwitterやInstagramから生の声を集めてみた。
終わった後も"余韻"が半端ない!
出典:@h___miyu
初EDMフェスだった人も思いっきり楽しんでいたよう。
出典:@hipu512
芸能人方もVIP席などで来場していたよう。IMALUさんも来ていたようで動画をアップロードしていた。
出典:@imalu0919
Electric Zoo Beach 2016 の様子
前日東京や千葉に雨が降ってたため、天気が心配だったが、野外フェスにふさわしい晴ればれとした青空が広がっており、心地よい太陽の光が気持ちよかった。
Electrit Zooのようなビーチパーティーは、マイアミのULTRAなどのように、常夏の天候の方が適しているかもしれないが、日本の夏は湿度も高くムシ暑くなることを考えると、GW時期が日本のビーチパーティー開催時期としてはもっとも適しているのかもしれない
会場内は、大きい順に3つのステージ「BEACH STAGE」「OCEAN STAGE」「WAVE STAGE」に分かれている。
「BEACH STAGE」
1番大きいステージ。早い時間から、世界的に有目なDJが回していたので、お客さんの集まりはよかった。13時からのOPENだったが、14時過ぎにはご覧のようにステージ前は人で埋め尽くされていた。さすがに、ギュウギュウというわけではないので、日が沈む前までは、人ゴミをかき分ければ最前列を狙えなくもなかった。日が沈むころからは、NERVO、DEORRO、STEVE AOKI、と人気DJが続くため、ステージ最前列付近を狙うのは厳しい状況だった。
「OCEAN STAGE」
一番海に近いステージ。ステージ周りに余計な装飾がなく、見晴らしもいいため、個人的には一番好きな作りのステージだった。TJO、CID、GTAなど横文字3文字のDJがプレイしていたようで(筆者はほとんど「BEACH STAGE」に居たため実際の様子はわからない)、日本人ではALISA UENOが回していたよう。
「WAVE STAGE」
一番小さいブース。筆者がよく知らないだけかもしれないが、回している日本人DJの人はよく知らない人だった。写真を撮った時は、観客が0人という状況だったので、ちょっと応援しようと思い少しだけ聞いてみたが、知っている曲が少なかったため退散した。→ゴメンナサイ
来ている人たちの服装は、さまざま。フェス名の"Zoo"の名の通り、かわいいアニマルコスプレの女の子や、ゴリラの被りもの+上半身裸のマッチョな男性、クラバー風のオシャレを決め込む男女から、汗を大量放出するために軽装で来ている人たちまで様々だ。
写真にはないが、ボディビルダーがコンテストで履いているアニマル柄のブーメランパンツを履いた男性の集団や、ポケモンの着ぐるみ(→ピカチュウは動物なのか?)までバラエティ豊かで笑わせてくれるコスプレイヤーが多数いた。
Electric Zoo Beach 2016 の会場設備など
会場はJR海浜幕張駅から徒歩15分ほど歩いた幕張の砂浜。QVCマリンフィールド(千葉ロッテマリーンズの球場)方面に向かって歩いていくと迷わないし、そもそもフェス会場に行く人の群れについていけば大丈夫だ。
幕張の砂浜では海水浴はできない。なぜなら、猛毒を持つアカエイが多く海水浴には適さないから。水着を着ていってもいいが、海に入れないように遊泳禁止の ロープが張られているし、セキュリティの連中がうろうろしているので、酔っぱらってもフラフラと海に入ろうとしないこと。
メインエントランスはこんな感じ。手荷物検査でペットボトルや缶の持ち込みを厳しく取り締まっている。バッグの中身を全部テーブルにだして確認させられることなどはないため、バックの奥底に缶ビールを隠しておけば1本、2本はバレないかも。もし、見つかったらおとなしく没収されるか、その場で一気飲みしよう 笑
入場時に1ドリンク代500円を支払わされ、リストバンドを腕にまかれ、ドリンクチケットを受け取る。
IDチェックもやっていて、アルコール類を会場内で購入する場合は、運転免許証やパスポートなどを見せ、"over 20"と書かれたリストバンドを巻いてもらう。Electric Zooでは、「15歳未満(中学生)入場不可」なので未成年(15~19歳)の飲酒をとりしまるためだろう。
時間帯にもよると思うが、筆者が入場した14時くらいは、メインエントランスよりも混雑していた。運転免許証などで生年月日等を目で確認する作業のためけっこう時間がかかる様子。
クロークも1日1000円で利用できる。クローク袋の中に収まるサイズに荷物をまとめて、必要事項を記入したクロークチケットともに預け、引換証を受け取っておく。荷物を引き取る際には、引換証に加え、「名前」「電話番号」を言うことが必須だ。
フェス会場のトイレについて。トイレは3か所に分かれている。仮設トイレなのだが、一応手洗い場も設置されている。3つともほどよい距離に分散されており、フェスの全時間帯を通じて長蛇の行列ができていることはなかった。
ちなみに、男性用は扉がなくカーテンで遮断されているだけだ 笑
フェス会場の外(入場前)、会場内でオフィシャルグッズの販売もしている。オフィシャル以外にはSTEVE AOKIのグッズが販売されていた。
フードエリアの様子。フードエリアはビーチゾーンではないスペース1か所に集中している。10店舗くらい出店していた。ドリンクは、ビーチのお店で買えるが、フードだけはビーチ以外のフードエリアでしか買えなかった。
ドリンクは1杯600円~、フードは焼き鳥屋ソーセージなどで400、500円~、ご飯もので700円~から。ちなみに、フェス会場を出て徒歩5分くらいにある幕張APAホテルのセントラルタワー2F、ウエストウイング1Fにはローソンがある。フェス会場の喧騒に少し疲れたら、会場外のローソンへ買い出しに行った方がコスパ断然いい。往復15分くらいあれば行けるし。ただ、会場内へはフードやドリンクの持ち込みはできないため、再入場する前に、食べ終わる必要があるが。
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