職場に訪ねてきた保険営業の人とお茶をして、保険が必要だと聞かされ、
同僚や友人に聞いてみたら、「保険入るの当然でしょ」みたいな話を聞いて加入した方
また、20代のときは若いから保険なんて加入しなくていいとタカをくくっていた方も、
30代になると「俺もそろそろ」と加入する方。
動機やきっかけは様々だろうが、保険料は決して安くない。
月額1万円でも、10年間トータルだと、
1万円 × 12ヵ月 × 10年 = 120万円
と大した出費だ。
今一度、あなたの現在、加入している保険やこれから加入しようとしている保険を再検討してみよう。
Contents
独身者におすすめの保険の選び方!
保険に入るといっても、店舗型のほけん営業店を訪ねたり、自宅まで営業マンに来てもらったり、
ネットで価格.comのようなサイトから加入したり…
方法は様々だ。
そもそも保険を選ぶ前に、加入する目的を再検討しよう。
保険とは何のためか?
出典:Lake Charles Car Accident Lawyer
ひと言でいうと「将来の不確実性に備えるため」。備え有れば患い無し、ということ。
将来、大切な子供が病気や事故にあってしまうかもしれないし、
家族を養う一家の大黒柱のあなたが死亡してしまわないとも限らない。
悲しくもそんなアクシデントがあったとしても、残された家族が経済的に困らないために保険がある。
もしあなたの子供が不幸にも重度な障害を負ったとしても、障害保険金を手厚く支払われ、介護などの足しにできる。
また、あなたが不慮の事故で亡くなっても、残された嫁や子供が一生生きていくだけの生活費などが死亡保険金として支払われる。
もちろん、病気や事故が起きないように、日常生活の中で危険を徹底的に排除して生きるのは言うまでもない。
独身者にとって保険とは?
死亡保険は必要ない
上記のように妻帯者にとっては、重要性がおわかりいただけたが、独身者にとってはいかがか?
独身者の場合は、仮にあなたが亡くなった場合の、死亡保険金はほとんど必要ないだろう。
せいぜい自分のお葬式代として、200万~300万程度、死亡保険金として賄えればよい。
出典:葬儀費用の相場はいくら?
医療保険で万が一の入院に備えよう
独身時代は、医療保険中心に考えるとよい。
出典:Hospitalization Twice as Likely in PCOS
医療保険とは、大病を患ってしまった場合「入院すると1日5000円」などの保険金がもらえるしくみだ。
ただ、日本は公的医療保険制度が充実しているため、貯蓄が200万~300万もあれば、通常、医療保険すら必要ないことが多い。
厚生労働省が、高額の医療費を請求された方向けに、負担額を減額させる制度をつくっていたりするので、調べてみるとよい。
貯蓄型の保険をうまく活用しお金を貯めよう
掛け捨ての保険は、保険料だけ損した気になってしまう、という人は、貯蓄型の保険を選ぶとよい。
出典:「掛け捨て」VS「貯蓄型」? 生命保険の損をしない選び方
貯蓄する分、月額の保険料は少し割高になるが、途中解約したり、満期時には「貯蓄分」に相当する金額の支払いを受け取ることができる。
どうしても将来に向けての貯蓄ができない人、経済的に貯金できる余裕がない人にもオススメである。
上記をまとめると、独身の方にオススメなのは、
医療保険(入院時の補償)には加入した方がよい
貯蓄型もお金を貯めたい人は検討の余地あり
と、なる
必要性がなく加入しない方がお得な人とは?
これまで独身者向けに、保険料を最小限に抑えるためのポイントを紹介してきた。
さらに保険料を下げるための案を紹介しよう。
もしあなたに現在、貯金が200万~300万あるなら、死亡保険に加入する必要もないだろう。
なぜなら、死亡保険で賄う葬式代は、あなたの貯金を切り崩せばいいからだ。
ただし、あなたが亡くなった時点で、銀行口座の預金は凍結される(相続財産扱いになるため)ので、その対策だけは打っておくこと。
貯蓄性の預金に関しても、保険会社に貯蓄しても元本割れするし、運用利率もそれほど期待できない。
それならば、保険は医療保険だけと割り切って、貯蓄は、銀行に積み立て預金したり、
あるいは、リスクをとって株やFXや投資信託に投資して、元本以上に増やすようにチャレンジするのがよいだろう。
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