スタンディングデスク、という言葉を耳にしたことはあるだろうか?
文字通り
立ちながら使う机
のことである。
このスタンディングデスクが健康増進の効果があると言われ、福祉意識の高い北欧から、欧米諸国にまでブームが飛び火し、最近では日本でもスタンディングデスクを企業や個人で使っている人が増えている。
Contents
検索エンジンからわかるスタンディングデスクのトレンド
Googleより検索されたキーワード回数のトレンドを見る、Googleトレンドというツールがある。
Googleトレンドで「スタンディングデスク」を調べてみると
出典:Googleトレンド
2014年あたりからじわじわと火がつき、年々上昇傾向にある。
このような検索エンジンのトレンドからも、日本国内でスタンディングデスクに関心を持つ人が増えつつあることがわかる。
スタンディングデスクの4つの効果
では具体的にスタンディングデスクを使うとどんなメリットがあるのであろうか?
1.腰や背中の痛みや肩こりが軽減される
出典:Office Fitness: Stand Up For Health & Turn Your Desk Into A Gym
人間の体はもともと座ることに適していない。
座ってしまうと、上半身の負荷が、一気に背中や腰に集中してしまう。
しかし、立っていると、上半身の負荷は、背中や腰だけでなく脚や下肢まで負荷が分散するため、腰や背中の痛みが楽になる。
私自身、デスクワークが多く1日10数時間座りっぱなしの生活が、約10年間続いた結果、腰や背中を痛めてしまった。
腰や背中の痛みを軽減させるために、マッサージやストレッチ、腹筋・背筋の強化などあらゆることをやったが、抜本的に解消されることはなく、痛みがひどい時は鎮痛剤や痛み止めを飲んでデスクワークをしていたほど。
しかし、スタンディングデスクにして、1日の大半を立って過ごすようになってからは、背中や腰の痛みはほとんどなくなった。
2.運動不足が解消され、足腰の筋肉が強化される
出典:This Bouncy Platform Lets You Surf At Your Standing Desk
デスクワークの人の大半は運動不足になりがちだ。
運動したくても、会社への通勤だけで往復2時間使っていたら、運動する時間を確保するのは難しい。
このような状況でも、立ちながらデスクワークをする、スタンディングデスクなら、仕事をしながら、体を鍛えることができる。
私も、学生時代などは飲食店のアルバイトなどで1日10数時間毎日のように立っていた。
しかし、社会人となりデスクワークが主となると、ほとんど立っている時間がなくなり、足腰の筋力が衰えていくのを実感していた。
段数の多い階段の昇り降りなどがツラくなり、足腰周りの筋肉が落ちてしまったので、学生時代に履いていたパンツがブカブカになっていた。
しかし、スタンディングデスクを導入してからは、1日の大半を立って過ごすことが多くなり、足腰周りの筋力も回復してきたのを実感している。
まずは、1日1時間立って仕事をすることをはじめて、徐々に体を慣らしていくとよい
3.昼食後も眠くならず仕事に集中できる
特に昼食後、椅子に座ると、どんなに前日に十分に睡眠をとっていても、ついウトウトしてしまうことがあると思う。
しかし、スタンディングデスクにしていると、立ったまま、ウトウトしてしまうようなことはほとんどない。
通常なら、昼食後にウトウトしてしまう時間帯も、集中力全開でバリバリと仕事に没頭できるため、生産性はあがる。
4.ほどよく疲れて夜熟睡できる
出典:Go To Bed With Our Favourite Sleeping Masks
スタンディングデスクを使って、1日何時間も立ちっぱなしだと、それなりに疲れる。
特に、スタンディングデスクに切り替えて1週間程度慣れるまでは、かなり体力的にキツイかもしれない。
しかし、その反面、夜ベッドに入ると、熟睡できる。
私も、1日10数時間座ってデスクワークをやっていた時代は、頭は疲れているが、体力的には余裕があるのか、ついついベッドで横になりながらスマホをいじってしまうことも多かった。
しかし、スタンディングデスクに切り替えてからは、1日の立ち仕事でエネルギーを使い果たしてしまうため、ベッドに入るとすぐ快眠できるようになったのだ。
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まとめ
・スタンディングデスクは2014年から世間の認知度が高まっている
・腰や背中やの痛みや肩こりが軽減される。
・運動不足が解消され、足腰の筋肉が強化される
・昼食後も眠くならず仕事に集中できる
・ほどよく疲れて夜熟睡できる
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