演技派女優として、業界関係者からも「別格」と一目置かれた存在感のある、今もっとも評価が高い・満島ひかりさん。
毒舌で他人を滅多に褒めることがない坂上忍さんにも「満島ひかりは日本一うまい」と公言されたそうです。
そんな、満島ひかりさんですが、自身の強みである演技を封印して、声優としてドラマに出演するそうです。
また、満島ひかりさんは映画「デスノート」に出演したころから知名度が上がったのですが、それ以前にも意外なデビューがあったそうです。
満島ひかりのぴょん吉がハマりすぎで大絶賛!?
2015年7月11日スタートのかつての大人気漫画の実写版ドラマ「ど根性ガエル」に出演している満島ひかりさん。
しかも、これまで大絶賛されてきた演技を活かせるわけでもない、声優としての抜擢です。
大人気アニメの看板キャラクター「ぴょん吉」役なので、アニメでぴょん吉の声を担当していた声優さんの先入観もあれば、そもそもヒットアニメだけに期待を裏切れないプレッシャーもあるはずです。
声優として抜擢されたことに対して満島ひかりさんは、
「どうして私なんだろうと驚いて、笑ってしまいました。
なかなか巡り合うことの出来ない冒険のように感じたので、うれしかったです」
と、全く物おじすることなく、素直な心境を明かしていました。
その自信のほどは、実際のドラマではいかに評価されるのか気になりますが、7月11日にスタートした初回オンエア後の反響はすごいです。
満島ひかりさんがあてたぴょん吉の声には大絶賛のオンパレードです。
「満島ひかりが凄く良い!声だけで可愛い!」
「声優っぷりが見事」
「満島ひかりをキャスティングした人がすごい」
「ピョン吉が実にいい」
「すげぇ…としか言えない」
「満島ピョン吉最高」
と、Twitterなどでは、放送中から終了後まで賛辞コメントであふれかえっていました。
女優として高く評価される満島ひかりさんですが、はじめての声優の仕事でもその才能を遺憾なく発揮できているようです。
その対応力・柔軟性は素晴らしいものがありますね。
映画「デスノート」で藤原竜也さん演じる夜神月の妹役として演技していましたが、こうしたアニメ声優としても才能があるとは脱帽です。
◆デスノート当時の満島ひかりさん(2006年)◆
この当時は演技が下手で目も当てられません。
わざとらしさ満載で、号泣するシーンでは、完全に子供の嘘泣きレベル。
このレベルから、「演技派」と言われる今のポジションを確立するまでには、かなり努力をされたのでしょう。
映画デスノート以外の意外な出世作とは!?
このように「デスノート」が出世作のイメージがある満島ひかりさんですが、なんと芸歴は長く、12歳のころからデビューしていたそうです。
しかも、子役など演技の道ではなく、もともとは安室奈美恵さんが所属していた沖縄アクターズスクール主催のコンテストで優勝したことがきっかけでした。
その後、ダンスユニット「Folder」でHIKARIという名義で1997年にデビューしていたそうです。
「Folder」はその後体制縮小し、「Folder5」という5人組に編成したのもつかのま、2003年から活動休止状態です。
「ど根性ガエル」で声優としても、一定の評価を得ることができたのは、歌手時代のボイストレーニングなどに要因があるのかもしれませんね。
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