その理由は2つあります。
① 誰でも簡単にいろんな方法で借りれる
② 金利の低下
まずは
① 借りる手段が多様化し、誰でも気軽に借りれる
ようになりました。
ひと昔前は、事業者でない会社員などの個人がお金を借りるには、金利の高いサラ金(サラリーマン金融)で借りるしかありませんでした。
しかし、今や借りる手段は多種多様。
メガバンクから個人無担保ローンを100万円以上も融資がついたり、クラウドファンディングを利用して個人がネット上で資金調達したり、前述したサラ金、消費者金融もずいぶん金利が安くなりスマホやATMから24時間365日入金してもらえる超即金時代です。
24時間365日、最短30分の審査でATMや銀行口座に入金してもらえるかつてない【即金】時代 https://t.co/8af5JvVBcS pic.twitter.com/XBO0xmrYkT
— PopBang (@Pop_Bang_) July 18, 2017
さらに追い風となるのが
② 日本の金利が異常に安い
ということ。
2016年1月から日本史上初となるマイナス金利が導入されたのは記憶に新しいと思います。
【マイナス金利とは?】通常、銀行にお金を預けると少しお金がもらえる。マイナス金利になると、なんと銀行に預けたら逆にお金をとられてしまう!ただ「マイナス金利」は日本銀行と各金融機関の間の話。私たち個人は該当しないので安心してほしい。2017年7月時点ではマイナス金利でないけど超安い pic.twitter.com/PI6mksjnCY
— PopBang (@Pop_Bang_) July 18, 2017
2017年7月時点ではマイナス金利ではないものの、尋常じゃないほど金利が安い!
金利が安いので銀行にお金を貸す(=預金)してもいっこうにお金は増えません。
金利が安いときは、銀行にお金を貸すのではなく、銀行からお金を借り、資産運用するのが正しい選択です。
公務員やサラリーマンこそ銀行融資がつきやすい
銀行融資は自営業者より公務員やサラリーマンの方が受けやすいです。
なぜなら、自営業者は収入が不安定になりがちだったり、創業間もない会社など信用がない場合は、貸し手の銀行からすると不安要素が多い。
その点、公務員やサラリーマンなら毎月一定の給料が振り込まれるし、大手企業や国の後ろ盾があると長期ローンも滞りなく返済してくれそうな錯覚を起こしやすい。
将来、独立・起業を考えている場合も、公務員やサラリーマン時代に銀行融資をつけておいた方が、審査に通りやすいでしょう。
さて、銀行審査に有利な公務員やサラリーマンだが、具体的にどのような融資審査を行っているのでしょうか?
年収
年齢 ※35年など長期ローン完済時点に生きてるか?
勤務先 ※勤務先の信用で借りるため
勤続年数
借入状況(住宅ローン、その他借入)
所有不動産状況
他、与信調査に必要な所々の情報を集めて、コンピュータープログラムではじき出しています。
不動産投資ビギナーが最低限おさえるべきポイント
ビギナーが陥るのは購入時のみに意識が絞られがちになること。
何事もそうだが始めるのは容易いです。
本当に大変なのは継続させること。
例えば、
会社を作るのは誰でもできますが、会社を経営し存続させるのは並大抵ではありません。
結婚も勢いでするなら誰でもできますが、10年、20年と結婚生活を維持するのは苦労が伴います。
不動産投資も上記と同じで、購入時よりもローン完済までの20年~30年と見据えたシミュレーションをすることが大事なのです。
利回りだけを気にするのでなく、購入後に本当に賃貸がつく(=入居者が入る)に足る好条件の物件なのか?
毎月のキャッシュフローは赤字でも、単年度の収支では黒字になるか?
予期せぬ修繕で計画時の予算オーバーとなり、単年度の収支が赤字になっても、ローン完済時に所有物件を売却して利益が得られる可能性があるか?
ありとあらゆる可能性を考慮にいれて、
わからないことすべてを書きだす。
書きだした疑問がZEROになるまで、調べて、考えに考え抜く
疑問がZEROになって初めて不動産購入に踏み切る
これぐらい慎重にやらないと十中八九失敗すると思います。
不動産投資は誰でも稼げる可能性がありますが、そんなに甘くはありません。
面倒くさいと思わず、数々の不動産仲介業者、書籍やWebでの情報、可能ならば不動産投資を実践している人たちから直接情報を得ることが大事でしょう。
そして、情報に踊らされず「最後に決めるのはあなた」ということも肝に銘じておいてください。
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