気温も高まり、夏に向けてビーチで映える体をつくるため筋トレやろう!
筋肉をつけ、腹筋をバキバキに浮き上がらせたい!
と思っている人も多い。
そんなあなたに、仕事が忙しく、デスクワーカーで運動不足でも、体脂肪を効果的に燃焼させる方法を紹介しよう
Contents
そもそも体脂肪とは?
体脂肪は、皮下脂肪と内臓脂肪に分けられる。
内臓脂肪は、内臓の周りについている脂肪だ。エネルギー源として消費されやすい性質をもつ。
そのため、糖質(炭水化物)の摂取量などを控えると、内臓脂肪がエネルギー源として消費され、比較的簡単に内臓脂肪をそぎ落とすことができる。
皮下脂肪は、皮膚の下につく脂肪で、指でつまむことができる脂肪だ。
一般的に、男性が筋肉をくっきり浮き上がらせるためには、筋肉をつけることに加え、皮下脂肪をそぎ落とす必要がある。
ただし、皮下脂肪は、内臓脂肪よりも、エネルギー源として消費されにくい。皮下脂肪をエネルギー源として消費するためには、低強度の運動などで筋肉を動かし消費させる必要がある。
皮下脂肪が燃える仕組み
皮下脂肪はそのままではエネルギーとして消費されない。
運動時や空腹時にまずエネルギー源として消費されるのは、筋肉や肝臓に貯蓄されている糖質(グルコース)だ。
① 空腹時・運動時にエネルギーが必要だと脳が感じ、アドレナリンを分泌する
② 脂肪分解酵素(リパーゼ)が活性化
③ リパーゼにより皮下脂肪を、脂肪酸とグリセリン(グリセロール)に分解する
④ 脂肪酸を筋肉などがエネルギー源として消費する
簡単にいうと、"脂肪が溶けて、筋肉に送られ、エネルギー源として消費される"ということだ。
皮下脂肪を燃やすための運動
ただし、運動時には、脂肪だけがエネルギー源として消費されるわけではない。
運動を始めると運動強度により、糖質(≒筋肉中のグリコーゲン)と脂質が消費される。
一般的に「有酸素運動」と言われるウォーキングやジョギングなどの低強度の運動は、糖質と脂質がともに消費される。
一方、「無酸素運動」と言われている、ダッシュやウエイトトレーニングなどは、糖質が主に消費され、脂質はほとんど消費されない。
そのため、体脂肪を燃焼させるためには、有酸素運動が効果的だとされている。
ただじ、「有酸素運動」を開始直後は、糖質をエネルギー源として消費する割合が高い。
運動開始後、一定時間が経過してから糖質に加え、脂肪がエネルギー源として消費されるようになる。
そのため、"ダイエットには有酸素運動を20分以上継続しよう"などと言われているのだ。
"立つ"のも低強度の運動で「有酸素運動」になる
このように低強度の運動(ジョギング、ウォーキング)を一定時間続けると、脂肪がエネルギー源として消費されることはわかった。
しかし、仕事が忙しかったり、ハードで疲れるので、帰宅後に運動する気にならないという人もいるだろう。
そんな方のために、運動せずに脂肪をエネルギーとして燃焼させる方法がある。
それは、日常生活でできるだけ"立つ"時間を増やすことだ。
立つだけで脂肪は燃焼するのか?と疑問を持つ人もいるだろう。
結論から言うと、立つことでも低強度の運動、すなわち「有酸素運動」になる。
なぜなら、立つことで下半身の筋肉や、上体の姿勢を保つために筋肉が使われるためだ。
運動やスポーツのできる時間があれば、カロリー燃焼の時間を作ることができます。
しかし、残業などで会社にいる時間が長いとなかなか運動する時間をとることができません。
そこで、普段の生活で、カロリーを消費する体の使い方を実践する必要があります。
”立つ"時間の作り方については、日常生活の色んな点で取り入れることができる。
例えば、会社勤めの方なら、往復の通勤時間は、座席に座らず立つ。
会議中にも、ホワイトボードに議論を書きだす役を積極的に買って出て、ホワイトボードの前に立ち続ける。
可能であれば、自席のデスクもスタンディングデスクに改造してみる。
電話中は、立って話す。
など工夫次第で、意外に"立つ"という動作を組み入れることは可能だ。
スタンディングデスクで立ったまま仕事をしよう
立っていると、座っているときの約2倍のカロリー消費になる。
出典:電車で立つだけで消費は2倍! 効率的なカロリー消費の仕方- 通勤編
立ち仕事を続けると、座っているときより、心拍数が一分間に10回ほど多くなり、消費カロリーが増加するのだ。
そのため、あなたがデスクワーカーであったとしても、スタンディングデスクを導入し、立ったまま仕事をするようにするとよい。
【関連リンク】スタンディングデスクは自宅にある台や棚を活用し格安で自作しよう!その気になれば無料でも?
立ったまま仕事をすると、1週間では平均750キロカロリーも消費できる。
「週5日間、1日3時間立つ時間を確保すれば、年に10回フルマラソンを走るのと同じくらいのカロリー消費量を得られる」
出典:1日に3時間立って過ごすとマラソンと同じくらい健康に良い
会社勤めの方は、会社のデスクでスタンディングデスクを導入するのは気が引ける、と言う人も多い。
そのような人は、自宅のデスクをスタンディングデスクにして、会社から帰宅後、パソコンを使う場合に、スタンディングデスクにすればよい。
少なくとも座りながらパソコンを使っているより、1日数時間でも立ったままパソコンを使うことで消費カロリーを増やせる。
ジムに通ったり、1日30分自宅の周りをウォーキングしたりジョギングしたりする時間が取れないと言う人は、ぜひスタンディングデスクの導入を検討してみてほしい。
まとめ
・体脂肪は、皮下脂肪と内臓脂肪に分けられる。
・筋肉バキバキにするには、筋肉を付ける+皮下脂肪を落とす必要がある。
・皮下脂肪は、内臓脂肪よりも、エネルギー源として消費されにくい
・皮下脂肪をエネルギー消費させるには、筋肉に低強度の運動をさせる必要がある
・皮下脂肪を燃焼させるためには、有酸素運動が効果的
・「有酸素運動」を開始直後は、糖質をエネルギー源として消費する割合が高い。
・「有酸素運動」は20分以上続けると効果的
・"立つ"だけで低強度の運動になり皮下脂肪がエネルギーとして消費される
・日常生活でも電車で立つなど工夫次第で"立つ"チャンスはいくらでもある
・スタンディングデスクの導入も検討してみるとよい
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