今日は、イランとイスラエルの対立をめぐる戦争問題について書いていきますね。
もし不幸にも戦争が起きてしまった場合、あなたの現在の生活において気を付けるべきことを書きました。
中東情勢にくわしくない方でも、イランとイスラエルの戦争に対してどう対応したらよいかがわかります。
なぜなら、私は、死海で有名なヨルダンやドバイなどを旅してきて、中東情勢を肌で感じたことがあるから。
また、学生時代、中東から来た留学生の友達がいるため、たまに会ったら中東の最新情報を仕入れてもいます。
コトの発端は、日経新聞のこの記事
イスラエルとイランの緊張状態がMAX。イランを支援するシリアが、自国を空爆したイスラエイル軍機を撃墜したとのこと。https://t.co/CjrYzuL9Qw pic.twitter.com/40Zn4TmmPk
— PopBang (@Pop_Bang_) February 14, 2018
ついにこの日が来たか、というのが第一印象でした。
戦争が起こる可能性は?
イランとイスラエルの対立は今に始まったことではありません。
しかし、なかなか今まで戦争に発展しないできた。なぜなら、両国の人口差がありすぎるから。
イスラエル 854.7万 (2016年)に対して、
イラン 8028万 (2016年)。
イスラエル 854.7万 (2016年)
イラン 8028万 (2016年)https://t.co/Ago5JF912a pic.twitter.com/XO2oTcTDpY— PopBang (@Pop_Bang_) February 14, 2018
約10倍の人口差があるがゆえ、小国のイスラエルは、イランにそうそう勝負を挑んでも勝ち目はないため、単独での中東紛争や第6次中東戦争の可能性は直ぐにはないと踏んでいました。
しかし、ここにきて冒頭のイスラエル軍機の撃墜。一気に対立が激化しそうですね。。
キーとなるのはサウジアラビアの若きムハンマド皇太子
ムハンマド皇太子。2015年3月に隣国イエメンに対する軍事攻撃を開始。サウジ率いる連合軍は、イランとつながりのあるイスラム教シーア派武装組織「フーシ派」を標的としており、これまでの軍事攻撃で1万人以上が死亡しているとのこと。https://t.co/ll6RwQdcco pic.twitter.com/I3iM3b6Pxe
— PopBang (@Pop_Bang_) February 14, 2018
実は、この戦争のキーとなるのは、イランとイスラエルの両国ではなく、サウジアラビアの可能性があります。
サウジアラビアを外交面でリードするのは、国王ではなくムハンマド皇太子。
このムハンマド皇太子だが、イランに対して相当ネガティブな感情を持ってるいるのです。
なぜなら、2015年にイエメン紛争が起きたときや、2017年カタール外交危機など、サウジアラビアはことくごとくイランに邪魔をされてきたから。
「敵の敵は味方」という発想で、サウジアラビアとイスラエルが同盟を組んでイランと一戦交える可能性は十分にありえます。
実際、イスラエル主導でサウジアラビアとの鉄道計画も進められている中、両国の利害が一致しているますし。
イスラエルは国交のないサウジやアラブ首長国連邦(UAE)など湾岸諸国にも参加を促しているそう。「ヨルダンを経由し、サウジやイラクの国境とイスラエルを結ぶ200キロメートルの鉄道路線を設ければ広域鉄道網が完成する」https://t.co/Sk9oZAnvS8 pic.twitter.com/5QNUgxmBWr
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戦争が起きた時の日本への影響は?
ほとんどの日本人が気になるのは、この戦争が世界経済にどのようなインパクトを与えるかでしょう。
戦争が起きれば、確実に石油は高騰します。
日本の石油の中東依存率は7割以上 https://t.co/LlHAbFDvru pic.twitter.com/iH12PZdogB
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現在、日本は中東から7割以上石油を輸入しています。
イラン、サウジアラビアからも相当な量を輸入していますね。
万が一、戦争が勃発し、アメリカがイスラエル側に付くことで、日本がイランから石油輸入が出来なくなった際、日本経済に多大なインパクトを与えることになります。
1973年のオイルショック時と、前提条件は違う。しかし、石油供給が少なくなり、火力発電ができないと、電気を使う局面で影響が予想される。3.11 のときの関東での計画停電みたいなことが起きる可能性は十分にある。 https://t.co/Ju8Na5QgQt pic.twitter.com/6tkB1xvObz
— PopBang (@Pop_Bang_) February 14, 2018
また、世界経済や金融市場が大きな変動を余儀無くされるのは否定できません。
これまでのように、買えば何でも上がる相場の終焉になるでしょう。
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