年末最後の日、大晦日は家で家族と過ごすというゆったり派の人もいれば、カウントダウンに行くというアクティブな人もいるだろう。
日本各地では、商業施設や公園や小さなクラブハウスまで、有名無名のアーティストや主催者がいろんなカウントダウンイベントを企画している。
海外でも日本同様、大晦日のカウントダウンイベントは人気で、ニューヨークの Times Square で開催されるカウントダウンは、世界中から100万人以上の観光客が訪れる。
ニューヨークのカウントダウンは、日本各地で開催されるカウントダウンと比較するとんでもないスケールだ。
しかし、ニューヨークのカウントダウンを圧倒的に上回る規模感、見た人誰もが魅了される芸術性を合わせもつ、ド派手なカウントダウンがある。
Contents
世界一ド派手なカウントダウン
今回紹介するのは、
世界一ド派手なドバイのカウントダウン。
まずは2013年の動画を見てほしい。
出典:Official Video of 2013 Burj Khalifa New Year's Eve Fireworks
約94キロに及ぶ海岸線を花火が彩り、次々と爆発する様子には、まるでアクション映画の都市爆破シーンでも見ているかのような圧倒的なスケール感。
打ち上げる花火の総数だけでも、隅田川の花火大会が約30分で2万発に対し、2013年のドバイのカウントダウンではたったの6分間で50万発!隅田川の花火の打ち上げ数の約25倍の量の花火だとのこと。
打ち上げ花火の本数では、ギネス認定されたそう。
これまで、2012年のクウェートの花火大会で1時間で7万7千発という記録を、6分間で50万発というボリュームで一気に抜き去り世界一の打ち上げ花火イベントになった。
カウントダウンショーの登場人物が世界一のオンパレード
打ち上げ花火の本数世界一でギネス認定というだけでも、ドバイのカウントダウンのすごさがわかるが、まだまだ驚くことがたくさんある。
実は、数々の”世界一”の記録を持つモノがカウントダウンイベントに登場している
世界一の高さを誇る、ブルジュハリファという超高層ビル
世界一の売り場面積を誇る、ドバイモールというショッピングセンター
世界一の面積を誇る、パームアイランドという人工島
世界一の規模(高さ、長さ、水量)を誇る、ドバイ・ファウンテンという噴水
このように、ドバイは、世界一の記録を伸ばすことに貪欲であり続け、毎年記録を更新しています。
これまでのカウントダウンギャラリー
ブルジュハリファが竣工した2010年末から毎年カウントダウンを開催している。
◆2011年◆
出典:New year's celebrations 2011
◆2012年◆
出典:New year's celebrations 2012
◆2013年◆ ※前述
◆2014年◆
出典:Official Burj Khalifa, Downtown Dubai 2014 New Year's Eve Highlights Video
◆2015年◆
出典:NYE 2015: Burj Khalifa & Downtown Dubai Light Up The Sky - Highlight Video!
◆2016年◆
出典:Dubai, Burj Khalifa Fireworks 2016 - New Year's Eve Fireworks
年々クオリティが上がり、2015年からはブルジュハリファに惜しみなく取り付けられたLED照明により、花火とLEDのイルミネーションでさらにドバイの新年が派手に彩られている。
ときどき、ドバイの国王らしき人の顔画像がデカデカと映し出されたりと、いかに国を挙げてこの一大イベントを成功させようとしているのか、意気込みが伺えるだろう。
最新の2016年1月1日のカウントダウンも、
100人の花火技師がコンピューターをセットアップし、
1.6トンもの火薬
70Kmにも及ぶネットワークケーブル
409か所の打ち上げ箇所
6ヶ月の準備に、2ヵ月の設置
約36万個のLED
総工費用は6億
と、UAUが総力を挙げて新年を迎えるための盛大なカウントダウンショーをやり遂げた。
日程・予算や人が少ない穴場の鑑賞スポットは!?
この大迫力のカウントダウンをライブで見るためにはどれくらいの日程で、予算やその他準備をすればよいのでしょうか?
ドバイというと安いのはガソリンくらいじゃないかと想像する人も多いでしょうが、実際は水なども安い。
前提
まず旅行費用の多くを占める飛行機代と宿泊費(ホテル代)は、ハイシーズン(繁忙期)とローシーズン(閑散期)で違う。
ハイシーズンは、ドバイで冬である10月~3月まで。
ローシーズンは、夏の7~9月。気温が50度近くなるため体力は消耗するが、安く仕上げるにはオススメだ。
飛行機
日本の主要空港(羽田、成田)から、ドバイへ向かう直行便は所要時間約10時間のエミレーツ航空がある。
ローシーズンだと、直行便では、2016年現在で8万円台で往復航空券が買える。
また、乗継便だと片道15時間以上かければ6万円台のものもある。
ハイシーズンだと、直行便だと10万円超が相場だ。
ホテル
地区やホテルのグレードによって異なるので一概には言えないが、ほとんどのホテルが1泊1万円程度が相場。
高級ホテルになると数万円は覚悟した方がよさそう。
また格安ホテルを検索してみると、ローシーズンなら1泊3000円~5000円で泊まれる格安ホテルもあるようだ。
交通費
ドバイのメトロは初乗り1区間100円弱から。
またタクシーも初乗り約90円程度からと安いので、交通費は日本よりも安いようだ。
物価
ドバイでは消費税が0%!
そして、日本では1本120円のコーラがドバイでは30円弱など、想像しているより、決して物価は高くない。
予算・旅程
カウントダウン時期など、ハイシーズンだと
2泊5日で20万前後
というあたりが相場なようだ。
穴場スポット
年々カウントダウンのクオリティが上がるにつて、観光客も激増している。
当日混雑を避けてベストなポジションで見るためのノウハウを集めた。
2015年12月31日のカウントダウン当日では、12時過ぎごろから、会場の最寄り駅のみならず周辺駅にいたるまで大混雑だったそう。
駅のホームがあまりの混雑のため電車が運航停止し、カウントダウン会場まで多くのお客さんが歩くことになったとか。。。
また、カウントダウンが終わったとしても、電車や車は大渋滞。
ホテルに帰ったのは翌朝5,6時と言う人も多かったようだ。
なので、穴場スポットはやはり、会場が見えるホテルのベランダということになるだろう。
まとめ
ドバイのカウントダウンは花火の打ち上げ本数でギネス認定
数々の”世界一”の記録を持つモノがカウントダウンイベントに登場する
費用6億!!国を挙げての一大イベント
カウントダウン時は2泊5日、20万前後が相場
カウントダウン会場は大混雑のため、ホテルのベランダに陣取るべし
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