大衆をだますことはできません。
期待感を煽り、高揚させ期待させたとしても、
有言実行しなければそっぽを向かれてしまう。
期待に応える
Deliver the Goods
出典:THE ART OF THE DEAL 60ページ
アメリカ合衆国39代大統領は、
ジミーカーター大統領。
カーター大統領はあるとき、トランプ氏の
もとにやって来てこう言った
「500万ドルほど出資してほしい」
トランプ氏はこの時に、カーター氏が
大統領になれたわけがわかったという。
大統領になるには、普通の人ができない
大胆なことを要求する度胸と図々しさ、
根性などが必要なのだと。
この能力を持っていたため、カーター氏は
大統領に選ばれた。
しかし、カーター氏着任中の政策が
国民の不信感を煽り、再立候補時には、
レーガン大統領に敗れてしまった。
ビジネスでも同様です。
口がうまく商品を買わせるのは
得意な詐欺師がいたとする。
詐欺師はバンバン商品を売りまくる。
来る日も来る日も。
しかし、そのうち詐欺師の人相や手口
などが出回ってしまい、もう二度と
その業界で商売できなくなってしまう。
あなたが成功を目指すならば、
クライアントの期待に確実に
こたえなければだめです。
もちろんセールスのために
時にハッタリが必要なときも
あるでしょう。
しかし、ハッタリをかましたなら、
そのハッタリに見合うだけの商品や
サービスを死にもの狂いで提供すべきだ。
一度くらい失敗してもいい
また次頑張ろう
なんくるなるさ
明日があるさ
こういう甘い考えは今すぐ
捨てた方がよい。
スポーツに例えるなら
ビジネスの世界はトーナメント戦。
総当たり戦でないため、
1回でも負けたら次へは進めない。
もうその業界では終わりなのだ。
これいぐらいの覚悟をもってやらないと
魑魅魍魎が跋扈する厳しい
環境を生き抜いていけない。
ましてや今後は、ライバル企業
との闘いだけではなくなる。
人工知能(AI)などテクノロジー
がライバルになってくる
自動運転が実現すると、
タクシー運転手やUberはいらなくなる
小売店やコンビニの決済が完全自動化
すれば、レジの店員さんはいらなくなる
インターネットやWiFi無線回線が
完全無料になるとプロバイダーは不要に
AIがホームページの記事を書くように
なれば、コピーライターはいらなくなる
ドローンが宅急便を配達すれば、
運送業者は滅びる
などなど枚挙に遑がない
もちろん早急にこれらすべての
テクノロジーが完全実用化
されるわけではありません。
しかし、これからの時代
テクノロジーが時代のパラダイムを
180度変える速度は加速します。
例えば、10年前の2007年に
iPhoneが販売開始されました。
2017年の現在は、スマホ登場以前では
想像もつかなかったくらい世界観が
変わっていませんか?
まとめると、新しいテクノロジーの
トレンドを受け入れつつ、ライバルを
圧倒しつつ、期待に応えようということ
sponsored link