レバレッジとは、よく
てこの原理などと定義され、
「小さい力で大きなリターンを得ること」
と、言われています。
ただ、この定義を知っていても
実生活で使いようがない。
レバレッジを使う
User Your Leverage
出典:THE ART OF THE DEAL 53ページ
例えば、資産運用を考えてみます。
自己資金が100万円で
年利5%で900万円借りたとします。
この合計1000万(100+900)を
10%の利回りで運用すると、1年後
1000万×10%=100万円
の利益になります。
一方、返済分は
900万×5%=45万円
手元に残るのは
100万-45万=55万円
元本の100万円を10%で
運用してもたった10万円にしか
なりません。
でもお金を借りるというレバレッジを
かければ1年間で55万円
稼ぐことができるのです。
これは金融のレバレッジで、
FXや株の信用取引などでも
使われる概念ですね。
トランプ氏もこのようなレバレッジを
用いて不動産ビジネスを
拡張し続けてきました。
上記は金融のレバレッジですが、
人によるレバレッジ、
インターネットによるレバレッジ
などいろいろな分野でレバレッジを
かけて優位に進めることができます。
人を組織化することによる
レバレッジとは、
あなた1人だと年商100万円
のビジネスだったとします。
翌年は、セールスマンを年間100万円
の人件費で雇いました。
その結果、年商300万円になりました。
すると、あなた1人では年商100万円
だったのですが、
1人のセールスマンに人件費を支払うと
300万-100万=200万円
と人件費を支払ってもより多く
あなたの手元に残る計算になります。
このように実生活やビジネスで
リソース(お金、人、インターネット・・・)
を調達して、結果的に大きなリターンを
得られることがないか常に思考を
めぐらしてみるとよいでしょう。
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